ビオトープ

水辺の植物。話題のビオトープについて紹介します。暑い夏にピッタリのビオトープ。

水辺の植物~ビオトープでよく使われる植物~

デンジソウ(ウォータークローバー)
デンジソウ(田字草) Marsilea quadrifolia L. は、クローバーに似た形の水草で、特異な形態のシダ植物である。かつては水田雑草としても知られ、ごく普通種であったが、例によって現在では激減し、場合によっては絶滅危惧扱いである。名前の由来は「田字草」で、四枚の葉が放射状に広がる形を漢字の田の字に見立てたものである。
スイレン(睡蓮)
スイレン属(-ぞく、学名:Nymphaea)は、スイレン科の属の一つで、水生多年草。単にスイレン(睡蓮)と呼ぶことが多い。産地で大まかに分けると、熱帯産と温帯産に分けられる。園芸ルートで一般的な物は温帯産、アクアリウムルートで一般的なものは熱帯産である。 温帯産は水面のすぐ上に花を付けるが、熱帯産は水面から高く突き出た茎の先端に花をつけるので、区別は容易である。
ホテイアオイ
池などの流れの少ない水面に浮かんで生育する水草。葉は水面から立ち上がる。葉そのものは丸っぽく、艶がある。変わった特徴は、葉柄が膨らんで浮き袋のようになることで、浮き袋の半ばまでが水の中にある。路地での金魚飼育などの場合、夏の日陰を作るのによく、またその根が金魚の産卵用に使えるので便利である。水面に浮かぶので、水槽での栽培には用いられない。